イスラエルのネタニヤフ首相は18日の議会での演説で、イスラエル軍がイランに対して10月26日に行った空爆で、核開発計画に関わる施設に対しても、攻撃していたことを明らかにした。標的についての具体的な言及は避けたが、「これは機密事項ではない」と述べた。
イランの最高指導者ハメネイ師は今月2日、10月の攻撃をめぐり、「米国とイスラエルは激しい反撃を受けるだろう」と警告していた。ネタニヤフ氏の発言は、報復の構えを示すイランを牽制（けんせい）するねらいがあるとみられる。
米ネットメディアのアクシオスは15日、米国やイスラエル当局者の話として、イスラエルが10月の空爆でイランの首都テヘラン郊外のパルチンにある極秘の核兵器研究施設を破壊したと報じていた。
一方、イスラエルと隣国レバ…
