みずほ銀行は31日、インターネットバンキングなどがつながりにくくなる障害が起きたことを明らかにした。午前7時ごろに発生し、午前10時ごろに復旧したという。サーバーに大量のデータを送りつける「DDoS(ディードス)」攻撃の可能性があるという。サイバー攻撃が原因とみられるネットバンキングの不具合が、金融機関で相次いでいる。
みずほ銀で障害が起きたのは、インターネットバンキングの「みずほダイレクト」や法人向けの「みずほe―ビジネスサイト」など。スマホやインターネットからの利用がしにくくなった。個人情報の流出やウイルスによるシステム被害などは、現時点で確認されていない。
同様のサイバー攻撃によるとみられるシステムの不具合は、26日に三菱UFJ銀行、28日にりそなホールディングス傘下の銀行でも発生した。現在はいずれも復旧している。