ブラスバンドの演奏を楽しむ、文化の祭典「ひょうごブラスフェスティバル」が22日、兵庫県西宮市高松町の県立芸術文化センターで開かれた。県内各地の計16団体が参加し、息の合ったハーモニーを奏でた。
県や県吹奏楽連盟などが主催し、1989年から開催されている。関西学院大学や宝塚市吹奏楽団など、小学生から大人まで計約900人が参加した。
トップバッターは、7月の県小学生バンドフェスティバルで金賞を受賞した伊丹市立桜台小学校ジュニアバンドクラブ。「いくやまかわ」と「マツケンサンバⅡ」を披露し、会場を盛り上げた。
パーカッション担当で部長の児島瑠里さんは「緊張したけど、練習の成果を発揮できてよかった。リズムを合わせるのが難しく、指揮者を見ることを意識した」。
指揮者の山川三郎さん(77)は「音が響いて大きな舞台で演奏できる経験はありがたく、気持ちよかった」と話した。(杉山あかり)