5年ぶりにひたちなか市で開かれたロック・イン・ジャパン・フェスティバル。5日間で計20万人超を動員した ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA

 国内最大級の野外音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル(通称ロッキン)」が9月、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園に5年ぶりの「里帰り」をした。

 14日から2週間にわたり、土日祝日の計5日間で39組が登場。ステージは一つだけで、緑に囲まれた広大な公園いっぱいに音楽が響き渡り、出演者にとっても特別な体験になったようだ。

 最終日に出演した緑黄色社会のボーカル、長屋晴子は「最高の景色をありがとうございます」。

 会場の雰囲気を味わい尽くすように何度も両手を広げ、人気曲「Mela!」「花になって」などで張りのある歌声を会場の隅々まで届けた。

 同日のCreepy Nutsは、今年世界的に注目されたヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」で観客を大合唱へと誘った。

 小さな子供たちも、芝生の上で歌ったりジャンプしたり。ラッパーのR-指定は「今日は色んな人が出てはるから、(自分たちを)初めて見る人も多いはず。にもかかわらずこの一体感は半端じゃない」。

 4日目のトリを飾ったAdo…

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