「季節のフルーツパフェ」=2024年12月11日、岡山県総社市、大野宏撮影

 JA晴れの国岡山の直営施設「旬感広場」が13日、岡山県総社市岡谷でグランドオープンした。山間部から瀬戸内沿岸まで幅広い県産品の品ぞろえが売りだ。

 JA晴れの国岡山は2020年4月に県内八つのJAが合併して誕生。施設は鉄骨2階建てで延べ床面積約2840平方メートル。23年6月に着工し、建設費は約7億円。今年4月に1階の直売所が先行オープンし、今月13日に2階にカフェレストラン「SORA(ソラ)&(アンド)SUN(サン)」が開業した。

 レストランは70席で、「おかやま和牛」や「美星満天豚」など特産食材をメインにしたプレートや、季節のフルーツを使ったパフェやケーキなどを提供する。

 11日には内覧会があり、組合員ら30組が参加してメニューを試食。おかやま和牛のローストビーフ丼を試食した津山市の杉山多美子さんは「お肉がすごく軟らかくてお米もおいしい」と話した。内藤敏男・代表理事組合長は「ここに来れば県内の農産物も畜産物も水産物もある。来て見て買って食べて一日楽しんでもらえる施設にしたい」と話した。

 営業時間は午前8時半~午後5時。レストランは当面、午前11時まではテイクアウトのみ。年末年始は休み。

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