埼玉県川口市内限定で販売中の「鉄骨いなりちらし」。右の皿は入っている具材

 「川口ゆかりの味 鉄骨いなりちらし」。さて、鉄骨の味とは?

 埼玉県川口市とセブン-イレブン・ジャパンは25日、地域活性化に向けた包括連携協定を結んだ。その記念に、市内のセブン―イレブン98店舗で発売したのがおにぎり「鉄骨いなりちらし」(税抜き130円)だ。

 映画「キューポラのある街」の舞台にもなった川口は、鋳物の街として知られる。そして鋳物といえば、鉄。その鉄に着想を得て、鉄分を含む食材の桜エビ、ヒジキ、ゴマなどを具材に入れたおにぎりにした。元々、市内の学校給食でも混ぜごはんとして出されていたものを改良したという。

 協定では、生活困窮世帯への学習支援として、レジ打ち体験をしてもらったり、学校へ出張授業をしてもらったりする。鉄骨いなりの販売は25日から3週間の予定。(浅野真)

共有
Exit mobile version