写真・図版
ソウルの韓国大統領府で2024年12月7日、国民向けに談話を述べる尹錫悦大統領。大統領府提供=ロイター
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に対する2回目の弾劾(だんがい)訴追案の採決が14日、国会で可決されました。今後、尹氏はどうなるのか。韓国で過去に大統領が弾劾されたケースはあるのか。韓国大統領の弾劾について解説します。

  • 【詳しく】尹氏はなぜ、成算もなく非常戒厳に踏み切ったか 元大統領側近の視点
  • 【詳しく】韓国の非常戒厳「軍の国会押し入りは禁じ手」 憲法違反?識者が解説

 Q 国会でどれだけの議員が賛成すれば、弾劾案は可決されるのか。

 A 可決には、国会(定数300)の在籍議員の3分の2の賛成が必要だ。尹氏に対する弾劾案では、当初から賛成するとみられた野党や無所属の192人に加え、与党議員から8人の造反が出るかが焦点だったが、投票の結果、賛成票は204だった。

 Q 可決後の手続きは?

 A 大統領としての権限が停…

共有