銀行の貸金庫の主なタイプ

 三菱UFJ銀行の支店長代理だった46歳の元行員が、顧客の貸金庫から多額の金品を盗んだ疑いで警視庁に逮捕されました。銀行の貸金庫とはどういうものなのでしょうか。

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Q そもそも貸金庫とは?

A 銀行などの金融機関が、口座を持つ顧客むけに提供するサービスだ。店舗の一角に金庫が並ぶ金庫室をつくり、一つずつ有料で貸し出す。B4の書類が入るような薄めの箱形が中心で、年間の利用料は大きさによって1万数千円から数万円が一般的だ。

Q どうやって金庫の開け閉めをする?

A いくつか種類がある。昔ながらの貸金庫は開けるのに二つの鍵が必要で、一つを客に預け、もう一つを銀行側が管理し、銀行員が立ち会って開け閉めする。半自動型と呼ばれるタイプは、カードキーなどがないと金庫室に入れないかわりに、顧客がひとりで開け閉めできるものが多い。専用の個室ブースがあり、暗証番号や生体認証で金庫が運ばれてくる全自動型もある。

Q 顧客が借りる目的は?

A 大事な書類や宝石などの貴重品を保管するために使うとされている。銀行員が勝手に開けられないのなら、家や会社に置いておくより安全かもしれない。

Q お金も入れられる?…

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