コロナをめぐる助成などの変遷
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 新型コロナウイルスが感染症法の「5類」となって1年。コロナをめぐる国の対策や治療などへの支援はどう変わったのでしょうか。

 Q 「5類」感染症とは?

 A 感染症法は、感染の広がりの強さや、かかったときの重症度などで、感染症を1~5類に分けている。エボラ出血熱などの1類、結核などの2類は就業制限や入院勧告といった厳しい感染対策がとられる。一方、季節性インフルエンザなどの5類は学校の出席停止はあるが、感染対策は個人の判断だ。

 Q 新型コロナウイルス感染症の扱いは?

 A オミクロン株になってから重症度が上がっていないなどとして、2023年5月8日、外出自粛の要請などの制限も無くなる5類に変わった。感染者数の把握も全数報告から定点医療機関からの報告となった。

 Q 国による支援は?

 A 新型コロナ流行時には…

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