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この時期、新年度に向け、全国各地の自治体が予算案を発表する。佐賀県の予算案には、ひらがな交じりのこんな事業が盛り込まれた。
《7さいめせんのこうつうあんぜん推進事業》
2019~23年、県内の歩行中の交通事故死傷者1412人を年齢別にみると、7歳が最も多い34人だった。小学校に入学し、一人歩きの機会が増える年ごろだ。
交通事故総合分析センターの資料によると、23年の全国の歩行中の死傷者数では、80歳以下を年齢別に見ると、75歳の731人に次いで7歳の716人が多かった。事故に遭う人数が多いことから、「魔の7歳」と言われることがある。
通学路でしゃがんでみると
佐賀県の新たな事業はそんな…