自分たちが育てた豚肉を買い物客に試食してもらう農経高生=2024年7月6日午前11時50分、高松市三条町のゆめタウン高松、増田洋一撮影
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 香川県立農業経営高校(綾川町)の3年生4人が6日、自分たちが育てたブランド豚肉「香川農経高校の豚」のおいしさを多くの人に知ってもらおうと、高松市三条町のショッピングセンター「ゆめタウン高松」で試食販売した。

 参加した平田愛美さん(動物科学科の養豚専攻)は「うちの豚は臭みがありません。私の好きなとんかつにすると、柔らかくジューシーです」とアピール。豚が病気にならないよう、毎日豚舎を水洗いしているという。

 「試食してくれたお客さんから『おいしいから買うね』とか『もうカゴに入れてます』と言われるとうれしくなります」

 農経高は敷地内の豚舎で150~200頭の三元豚を飼育。豚にストレスを与えないよう、ゆったりと飼育しているという。年間の生産量は約300頭。今回は20頭分を販売する。

 農経高生が参加する試食販売は6日だけだが、「香川農経高校の豚」の販売は7日もおこなう。(増田洋一)

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