グリーンイグアナの機嫌が良い時には、しっぽやお腹などを触らせてもらえる=2024年4月22日午前11時33分、香川県東かがわ市松原、内海日和撮影
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 長い尾に、鋭い爪、ざらざらとした体。そして、あごの下のたるんだ皮膚。特徴的な姿が目を引くその生きものは、「グリーンイグアナ」。

 「自由すぎる動物たちに会える動物園」とうたう香川県唯一のしろとり動物園(東かがわ市)。飼育員の田平貴人さん(29)が推すのが、このグリーンイグアナだ。名前にそぐわず、オスの1匹は赤色を帯びているのも、おもしろい。

 「顔つきや、背中のとげとげがまるで恐竜みたい。爪も鋭くて、とにかくかっこいいんです」

 メス2匹とオス1匹のグリーンイグアナは、全天候型のふれあい施設「アニトピア」で放し飼いされている。

 温度が24.5度に保たれた施設内で、インコやヘビなどがケージ飼育されているなか、グリーンイグアナは自由に動き回れる。午前中は体温を上げるために、日当たりの良い窓辺や暖房の風が当たるケージの上でじっとしているが、お昼を過ぎると行動開始だ。

 気分次第で体を触らせてくれることもあるというグリーンイグアナ。記事の後半では、しろとり動物園の名物の一つでもある「バケツ」の活用法についても紹介しています。

 ある時は、植木鉢の中に。ま…

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