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韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の弾劾(だんがい)審判が結審し、憲法裁判所による罷免(ひめん)の可否の判断が迫る中、ソウルの各地で1日、罷免の賛成派と反対派双方が大規模な集会を開いた。与野党の議員らも参加し、世論に訴えかけた。
尹大統領の支持者らは、ソウル中心部の光化門の目抜き通りを埋め尽くし、尹大統領の職務復帰を訴えた。保守の地盤、南東部の大邱から駆けつけた会社員男性(27)は、非常戒厳の理由として不正選挙疑惑を主張する尹大統領に共鳴し、「韓国と大統領を最後まで守る」と力を込めた。
韓国メディアによると、国会近くで開かれた別の集会には、保守系与党・国民の力の議員らが参加。有力議員の羅卿瑗(ナギョンウォン)氏は野党による弾劾訴追の乱発を批判し、「尹大統領には功罪があるというが、勇気ある指導者だ」と擁護した。
賛否割れる世論
光化門で行われた尹大統領の…