国産ナチュラルチーズの人気が定着してきました。作り手が増え、消費量も増加傾向。国際的に高評価を得るものも出ています。

「Japan Cheese Awards 2024」でグランプリを受賞した、チーズ工房タカラの「タカラのタカラ」

 歴史を振り返ると、日本で先に普及したのはプロセスチーズでした。これはナチュラルチーズを加熱して溶かし再加工したものです。

 10月、国産ナチュラルチーズの魅力と楽しみ方を伝える催し「Cheese Fun!Fan!Fun!」が東京で開かれました。生産者と対話し約200点のチーズを試食できる有料エリアはチケットが完売。2日間で約4500人が訪れました。

 チーズの品質を評価する「Japan Cheese Awards 2024」も同時開催。同コンテストは2014年に始まり今回が6回目。白カビ、モッツァレラなど24部門に、過去最多となる34都道府県120工房の371品が出品されました。

 中には、桜の葉で包んだり、日本酒でチーズを洗ったりと、日本の食材を取り込んだチーズも。

 グランプリはチーズ工房タカ…

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