「B―1グランプリ」で活動する「津ぎょうざ小学校」=2024年12月21日、台湾・高雄市、津ぎょうざ小学校提供

 台湾・高雄市で昨年12月に開かれた、まちおこしの祭典「B―1グランプリ」で、市民団体「津ぎょうざ小学校」がゴールドグランプリ(優勝)に輝いた。メンバーは16日、津市役所で結果報告をし、「台湾との交流を強められたら」と語った。

 B―1グランプリは、高雄市主催のクリスマスイベントの一つとして12月21、22日に開かれた。来場者が投じた箸の重さで順位を決める方法は日本と同じだ。

 津ぎょうざは、直径15センチの皮で包んだ大ぶりの揚げギョーザ。学校給食が発祥とあって、メンバーは体操着にランドセル姿でブースに立つなど「小学校」をコンセプトにPR活動をしており、台湾でも同様の姿でギョーザを提供した。

 津市の前葉泰幸市長から台湾での感想を尋ねられると、メンバーは「食べてもらったら『卒業証書』を渡すなど、小学校というストーリー性が面白がられた」と答えた。

 団体の学級委員長で津市職員の西川直希さん(52)は「津ぎょうざを通じて津を活性化できれば」と話した。

 催しには日本からも計14団体が参加し、三重県松阪市の「Do it!松阪鶏焼き肉隊」もシルバーグランプリ(2位)を受賞した。

共有
Exit mobile version