甲子園の報告をする橋場公祐主将=2024年8月27日午前9時59分、青森市、江湖良二撮影

 第106回全国高校野球選手権大会(日本高野連、朝日新聞社主催)で4強入りした青森山田の選手らが27日、青森市の学校内で開かれた報告会に出席し、応援への感謝と後輩への期待を述べた。

 報告会は始業式にあわせて体育館で開かれ、野球部の選手20人が入場すると、高校と中学校の生徒計約1300人や教職員から大きな拍手があがった。

 橋場公祐主将(18)は「チームとして初めてのベスト4に進出することができました。優勝はできませんでしたが、来年また後輩たちがあの舞台に立ってくれると思うので、応援よろしくお願いします」と話した。

 兜森崇朗監督(45)は「みなさんの期待の大きさが、われわれの背中を押し、選手のがんばりにつながった」としたうえで、「個々の生徒が、このようなことがあったという自信と誇りをもって、将来もがんばっていけるよう、われわれ野球部も引き続き努力を積み重ねます」と述べた。

 青森山田は、10月に佐賀市で開かれる国民スポーツ大会への出場が決定。1、2年生の新チームも24日にスタートしている。(江湖良二)

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