電子投票をする有権者=2024年12月22日午前、大阪府四條畷市内、中島隆撮影

 22日に投票を迎えた大阪府四條畷市長選・市議補選では、市内16カ所に設けられた投票所で、国内で8年ぶりとなる電子投票が本格的に実施されている。一票を投じた有権者は、電子投票をどう感じたのか。

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 電子投票は、投票所の記載台に置かれたタブレット端末を使い、画面に出てきた候補者名から、投票したい人を選んでタッチペンで触れればいい。

 投票を終えた親子に話を聞くと、母(83)は「投票用紙だと書き間違える心配があるけど、電子投票にはその心配がない。楽だった」。娘(59)は「選挙にかかる費用が減るのなら、使う税金が少なくなるので歓迎。開票結果も早く出ると聞いているので、それもいいと思う」と話した。

 「電子投票で選挙に関わる皆…

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