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新しい資本主義実現会議に出席する新原浩朗内閣官房新しい資本主義実現本部事務局長代理(左)。右手前は岸田文雄首相=2023年4月12日午後6時12分、首相官邸、上田幸一撮影

 内閣官房は24日、新原浩朗・内閣審議官(65)が30日付で退職すると発表した。定年後の勤務延長期間が満了するため、としている。新原氏は内閣官房新しい資本主義実現本部事務局長代理を兼務し、岸田文雄政権の看板政策「新しい資本主義」の具体化を担うなど、成長戦略づくりを仕切っていた。

 経済産業省出身で、第2次安倍晋三政権では「官邸官僚」の一人として、働き方改革や幼児教育無償化といった目玉政策にかかわった。タレントの菊池桃子さんの夫としても知られる。

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