
第48回全日本アンサンブルコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)を前に、中学生、高校の各部門に出場する富山県勢4団体の激励会が10日、富山県庁であった。
北陸代表として出場するのは、射水市立小杉中(フルート四重奏)、砺波市立庄西中(打楽器三重奏)、富山南高(サクソフォン四重奏)、高岡商高(クラリネット五重奏)。この日、各校の計9人が訪れた。
広島伸一教育長は、県勢が北陸の代表枠を独占したことをたたえ、「磨き上げた技術とチームワークで、言葉を超えた感情が伝わるハーモニーを奏でてほしい」と言葉を贈った。
富山南高の田中椛乃さん(2年)は「憧れの舞台に立てる高揚感と北陸代表としての責任感に身の引き締まる思い」と語り、「応援してくれたみなさんに感謝と感動を届ける演奏をします」と活躍を誓った。
全日本アンサンブルコンテストは20日、福井県立音楽堂ハーモニーホールふくい(福井市)で開かれる。