ボディーパーカッションのコーナーでは中学生たちがステージでお手本を示した=2024年5月5日午後1時23分、横浜みなとみらいホール、芳垣文子撮影
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 こどもの日の5日、横浜市西区の横浜みなとみらいホールで、「こどもの日コンサート」が開かれた。曲の構成や演出アイデア、広報、案内業務などを、総勢20人の「中学生プロデューサー」が手がけた。

 公募で集まった県内外の中学生が参加し、昨年12月から準備を進めてきた。下森結月さん(14)=横浜市立中3年=は「感動を与える側に携わりたい」と昨年に続いて参加。市田祐希さん(14)=同=は「小さい子が飽きずに楽しんでもらえる曲順を考えた」と話す。

 出演は神奈川フィルハーモニー管弦楽団。目玉企画のオリジナルメドレーでは、参加者以外の中学生も対象に希望の楽曲を募集し、「スター・ウォーズ メインテーマ」など5曲が演奏された。

 ボディーパーカッションのコーナーでは、中学生がステージでお手本を示し、観客も一緒になってカルメン前奏曲に合わせて体を動かした。

 開演前にはロビーパフォーマンスもあり、中学生がサクソフォンやバイオリンなどの演奏で雰囲気を盛り上げた。(芳垣文子)

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