写真・図版
志摩ブランドに新たに認定された「志摩あおさ豚」(左)、和菓子「あこや」(中央)、きんこ芋とぎんこ芋=三重県志摩市阿児町鵜方

 三重県志摩市が認定する「志摩ブランド」に、新たに「志摩あおさ豚」「大黒屋のあこや」「きんこ芋・ぎんこ芋」の3品が認められた。

 志摩あおさ豚(肉の喜多家)は、あおさ(ヒトエグサ)を飼料に加えて肥育した豚で、肉本来の甘みと柔らかい食感が特徴。

 大黒屋のあこや(大黒屋製菓)は、地域の祭りなどで食べられている和菓子「あこや」。もっちりした餅の生地とこしあんの甘さが特徴。

 きんこ芋・ぎんこ芋(上田商店)は、さつまいもを煮てから、切り干しする伝統製法による干し芋。きんこ芋は隼人芋が原材料で「海女さんのおやつ」として知られる。ぎんこ芋は原材料を紅はるかに変え、独自開発した。

 志摩ブランドは、志摩ならではの自然、歴史、伝統、文化に根ざした産品として、今回の3品を含め29品が認定されている。(小西正人)

共有