日本とブラジルの架け橋として活動してきたとして、シンガー・ソングライターの宮沢和史さん(58)を在日ブラジル人たちの代表者たちが表彰した。11月30日、在東京ブラジル総領事館であった式典で、賞状が渡された。
ブラジル訪問は30回以上 日系人たちと交流深め
宮沢さんは、元「THE BOOM」のボーカル。甲府市出身だが、戦禍をくぐって生き延びた沖縄の人々や民謡に影響を受け、1992年発表の「島唄」が大ヒット。ブラジル音楽が好きで、94年にリオデジャネイロを初めて訪れて以来、30回以上ブラジルを訪れ、コンサートをしたり日系人たちと交流を深めたりしてきた。
「旅をしたら、ブラジルまで行ってしまった」
宮沢さんは、「日本の音楽って何だろう、沖縄で見いだせるのではないかと思ったら、興味がつながり、旅をしたらブラジルまで行ってしまった」と語った。
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宮沢さんは、キューバなどカ…