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パレスチナ自治区ガザをめぐり、トランプ米大統領が住民を域外に移住させ、米国が所有して再建を担う案を打ち出したことを受け、パレスチナからは反発の声が相次いだ。
- 故郷ラファへ帰る 停戦がもたらした希望と失望 ガザ通信員の報告
トランプ氏の構想は、1948年のイスラエル建国に伴う第1次中東戦争で約70万人のパレスチナ人が故郷を追われた「ナクバ(大破局)」を想起させる。ガザ最南部ラファのルアイ・アブナダさん(43)は「トランプ氏の狂気じみた発言は、人々を恐怖に陥れている。ナクバは繰り返させてはいけない」と語った。
1月19日のイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意発効後も、ガザではがれきの下から次々と遺体が見つかっている。北部ガザ市のムハンマド・ラサスさん(27)は「破壊されたガザで、さらに強制移住などなされてよいはずがない。何があっても、我々はどこにも行かない」と訴えた。
ハマスは猛反発 「火に油」
パレスチナ自治政府の通信社…