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2024年9月26日、米ニューヨークの国連本部では国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の活動を支持する閣僚級会合が開かれ、国連のグテーレス事務総長(中央)らが参加した=国連提供
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 国連総会の一般討論演説が行われている米ニューヨークの国連本部で26日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への支持を再確認する閣僚級の会合が開かれた。国連のグテーレス事務総長や50カ国以上の関係者が出席。パレスチナ自治区ガザの人々や中東地域にとって、不可欠な存在だと強調した。

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 グテーレス氏は昨年10月の戦闘開始からガザでは4万1千人以上が死亡し、9万人以上が負傷したとの報告を受けていると説明。「我々はガザの人々を裏切った。彼らは日々悪化する生き地獄にいる」と述べ、人口200万人超といわれるガザの人々が上海国際空港と同じ広さのスペースに押し込められ、汚水やゴミ、がれきの山の中で過ごしていると訴えた。

 グテーレス氏によると、この…

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