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平壌で2019年6月21日、並んで歩く中国の習近平国家主席(右)と北朝鮮の金正恩総書記。朝鮮中央通信が配信した=ロイター

 北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金正恩(キムジョンウン)総書記が1日の中国の「国慶節」(建国記念日)に習近平(シーチンピン)国家主席に送った祝電に対し、習氏が16日付で答電を寄せたと伝えた。その中で習氏は、金氏とともに「伝統的な友好協力関係が安定的に発展するよう導く」としている。

 答電で習氏は「中朝は山と川がつながっており、両国間の伝統的な友好は歳月が流れるにつれてより堅固になっている」と指摘。金氏とともに「地域と世界の平和と安定、発展と繁栄を守るためにより大きな貢献をする用意がある」とした。(ソウル=貝瀬秋彦)

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