静岡県長泉町が「世界一小さな公園」のギネス世界記録に挑戦した=町提供

 静岡県長泉町役場近くの町道沿いに、花壇よりも小さな「公園」がある。ギネス世界記録に認定された米オレゴン州のミル・エンズ公園(0・29平方メートル)より小さいはずだと、これまで勝手に「世界一小さな公園」を名乗ってきた。自称ではなく真の世界一を獲得するため、町は21日、専門家に依頼して正式な測量を決行した。果たして記録更新となったのか。

 ミル・エンズ公園は、直径約61センチの円形の公園で、1948年にできたとされている。長泉町の公園は、88年の区画整理で生じた残地にできた。町職員だった下山和則さん(現・町議会議長)がミル・エンズ公園を見た同僚の話を聞いたことがきっかけだった。それまでも残地を活用して歩行者の休憩場所となる「ポケットパーク」をつくっていたため、「せっかくだから、もっと小さな公園をつくろう」と思い立ったという。そのため、正式な名前は「中央保育園西ポケットパーク」という。

植栽とベンチも備える

 ポケットパークは歩道の一部…

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