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メディアアーティストの落合陽一氏は6日、開幕まで約2カ月となった2025年大阪・関西万博について「非常にコスパが悪いと思う」と語った。
神戸市で開かれた関西財界セミナーの席上で語ったもので、「めっちゃお金をかけるか、スケールダウンをしたものを受け入れるかという状態にたぶん現場はなっている」とも指摘した。
落合氏は万博のテーマ事業プロデューサーの1人で「デジタルヒューマン」を体験できるパビリオンの準備を進めている。
落合氏は万博をテーマにした分科会の終盤で「この万博は非常にコスパが悪い」と指摘。その上で「(21年の)ドバイ万博の数倍お金をかけないと、同じクオリティのものがつくれない状態になっている」と話した。
建物工事などで「発注して、受注して、受注した人がさらに落として、現場にいくまでに何段階もその作業がいる」と建設業界の構図を挙げ、費用がかさんでいるとの見解を示した。
発言後、朝日新聞の取材には…