
2年ぶりにDeNAに復帰したトレバー・バウアー(34)が3日、横浜市内で入団会見を開いた。大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)の受賞経験がある右腕は、「中4日だろうが、中3日だろうが、投げてくれと言われたら投げるまで」とフル回転を誓った。
古巣復帰の理由について、「チームに顔なじみの選手がたくさんいる。前回果たせなかった優勝をしたかった」と説明。シーズン途中での加入となった初来日時はプロ野球への適応に苦しんだが、「(今は)日本野球、セ・リーグも熟知している。前回に比べれば準備は整っている」と一層の活躍に自信をのぞかせた。
- 「女子は歓迎されない」 言われて挑んだ野球の仕事 バウアー代理人
自身のYouTubeチャンネルは約95万人(3日時点)の登録者を抱え、グラウンド外での積極的な発信でも知られる。この日も会見場に入るやいなや、持参したカメラを設置した。「私が沢村賞を受賞してリーグ優勝する姿を、レンズを通してファンに見てもらいたい」と語り、登録者100万人の「大台超え」にも意欲を見せた。
DeNAに在籍した2023年は、19試合で10勝4敗、防御率2・76。大リーグ復帰をめざし、昨季はメキシコでプレーしていた。