「ピキピキ」家が…恐怖感じて避難　道路陥没、「いつ帰れるのか」

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　「いつ家に帰れるのか」――。広島市西区福島町2丁目の道路陥没で、周辺の建物は傾き、路面はひび割れた。市は現場から半径50メートル以内の住民に避難を呼びかけたが、住民からは不安の声が上がっている。

　近くに住む自営業の女性（61）は午前9時ごろ、家が「ピキピキ」と音を立てるのを聞いた。外に出ると、玄関前の道路のアスファルトが浮き上がり、瞬く間に周りに広がった。へこんだ地面からは水がわき上がる。女性は恐怖を感じ、スマホや財布を持たず自宅から避難した。2階建ての自宅が傾いたといい、「いつ帰れるのかわからん。どうしてこうなってしまったのか」と話した。

隆起した道路　小学校が避難所に

　市は現場近くの55世帯90…