毒物の青酸カリを用いて友人1人を殺害した罪で、タイ・バンコクの刑事裁判所はタイ人の女性被告(36)に死刑判決を言い渡した。タイの英字メディア「ネーション」などが報じた。被告は地元メディアから「シアン化合物の殺し屋」などと呼ばれ、2015年以降に計14人を殺害した疑いがもたれており、一連の公判における最初の判決だった。
- 16歳未満のSNS利用禁止へ オーストラリア、世界初の法案提出
裁判所は20日の判決で、サララト・ランシウタポーン被告が23年4月、友人の女性(当時32)と中部ラチャブリ県を旅行中、女性の食べ物や水にシアン化カリウム(青酸カリ)を混入させ、殺害したと認定した。
計9500万バーツの巨額資金移動 その目的とは
女性は被告とともに訪れてい…