JR四国は、香川、愛媛両県から東京方面への割安の切符「のぞみ早特往復きっぷ」の発売を3月25日利用開始分で終了すると発表した。

 早特きっぷは予讃線高松―松山間の各駅から東京・横浜まで、特急列車(高松―坂出間発は快速・普通列車)と新幹線のぞみの普通車指定席が利用できる切符。乗車の21日前から7日前まで発売し、乗車変更はできない。

 主にみどりの窓口などで発売されていたが、近年はJR東海の「EX予約」など新幹線のネット予約による割安な切符の利用が定着したため、廃止を決めたという。

 四国各県から大阪・神戸に特急列車(高松―坂出間発は快速・普通列車)と新幹線の普通車指定席で往復できる「阪神往復フリーきっぷ」の土休日2日間用についても3月30日利用開始分で発売を終了する。同きっぷは平日、土日いずれも使える4日間用のみとなる。

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