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サイト「架空商品モール」でのAIアバターとのチャットのイメージ=NTT DXパートナー提供

 NTT東日本のグループ会社が、中小メーカー向けに生成AI(人工知能)を活用した商品開発支援サイトを立ち上げる。AIが企業の技術力を学習し、サイト利用者の「こんな商品があったらいいな」というアイデアから架空の商品の情報を生成し、事業化に生かす。中小企業の開発のハードルを下げる狙いがある。

 サイトは「架空商品モール」。地域の企業支援を手がけるNTT東の子会社「NTT DXパートナー」が運営する。12月に本格稼働をめざす。

 参加企業の技術力をAIが事前に学習。サイトの利用者がAIアバターとのチャットで意見や日常の関心を伝えると、参加企業の技術をもとにした架空の商品の情報が生成される。サイトの利用者による評価をもとに需要を把握。そのうえで事業化を目指せるという。

 参加企業からのお金をもとに…

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