マーチングの「聖地」と呼ばれる大阪城ホールでの全日本マーチングコンテストは16日の演奏・演技が終わった。
「中学生の部」後半に出場した16団体は様々なテーマで、意欲的なステージを披露した。
会場の熱気、演奏レビューや写真で
薩摩川内市立川内北中（鹿児島）は、金管中低音が厚みのある音だった。
外周を回る規定課題で、金管楽器が前に向き直って後退するなど多彩な動きを見せ、銀賞を受けた。
地域バンドで初出場した豊橋吹奏楽団Jr.（愛知）は、音の派手さよりもバランスのとれた優しい響きを聴かせた。
木管低音やクラリネットがしっかりと楽器を鳴らし、隊列全体を回転させるなどの動きも、美しく見せた。結果は銅賞だった。
同じく銅賞の高崎市立箕郷中（群馬）は、テーマにした「生命の目覚め」を感じさせるダイナミックな全員の前進で、客席を引き込んだ。
テューバも深い音色。終盤の…
