レスリングのパリ五輪世界最終予選は9日、イスタンブールで開幕して男子グレコローマンスタイルが行われ、97キロ級の仲里優力(佐賀県スポーツ協会)が3試合に勝って、準決勝に進んだ。
130キロ級の奥村総太(自衛隊)は準々決勝で敗れた。敗者復活戦に回る可能性がある。87キロ級の阪部創(自衛隊)は1回戦で敗退し、五輪出場を逃した。
各階級上位3人に五輪出場枠が与えられる。初日に準決勝までを行い、2枠が決定。翌日に敗者復活戦と3位決定戦を実施し、3位決定戦の勝者同士で最後の1枠を争う。日本勢は枠を獲得すれば五輪代表に決まる。(共同)