アスミク・グリゴリアン=長谷川清徳氏撮影 リトアニア出身のソプラノ、アスミク・グリゴリアン待望のリサイタル。一昨年、ノット指揮の東京交響楽団「サロメ」公演で日本の聴衆を熱狂させたのが記憶に新しい。二つのプログラムからプッチーニに焦点を当てた一夜を聴く(15日、東京文化会館)。 R・シュトラウスの長丁場で求められる豊かな声量も、場面ごとに…