自民党は21日、高市早苗前経済安全保障相をトップとする「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」の初会合を開いた。高市氏は9月の党総裁選で敗れて以降、肩書のない「無役」だったが、再始動した形だ。
調査会では、SNSなどを通じて募集し、強盗事件を起こすなどしている「闇バイト」への対策を議論する。高市氏は会合の冒頭、「国民の皆様の命を、財産をしっかり守り抜く」と述べ、課題として警察の検挙率向上、秘匿性の高いアプリへの対策、闇バイトに応募しないように呼びかける啓発活動などを挙げた。
12月上旬にも、政府への提…