石川県の馳浩知事は18日、金沢市で開かれた自民党総裁選候補者の公開討論会について、「せっかく金沢でやっていただいたので、もうちょっと能登半島地震の復旧復興のテーマで、具体的な意見を出し合ってほしかった」と述べ、「ちょっと食い足りなかった気もした」と注文を付けた。
県議会後の報道陣の取材に応じた。
討論会は16日にあり、能登復興や防災に絞ったテーマ設定ではなく、9人の候補は冒頭の決意表明(各3分)で短く触れた程度だった。
知事は、自民党総裁選と立憲民主党代表選を前にした8月の会見で、両党の候補者に対し、被災地を訪問し、自身との論争することを求めた。
その機会はすぐに訪れた。今…