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トランプ米大統領が12日、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領と相次いで電話協議をした。「戦争を終わらせる」。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、トランプ氏は選挙戦中の主張に沿う形で、停戦仲介に本格的に乗り出した。西側諸国と連携し、侵攻を始めた張本人のプーチン氏に対して厳しい姿勢で臨んできたバイデン前政権から大きく方針を転換したが、「トランプ流」は国際秩序を軽視しかねない危険もはらむ。
「プーチン大統領は私が選挙活動でモットーとしていた『常識』という言葉さえ使った。私たちはともに常識を強く信じている」
プーチン氏との会談を報告するSNSへの投稿で、トランプ氏は親愛の情までにじませた。「ロシアとウクライナの戦争による多くの死を食い止めたい」という考えで一致したとも主張。側近らにたくす交渉は「成功すると強く確信している」とした。
バイデン政権の戦略、ことごとく覆す
違法に隣国に侵攻した国との…