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ソウルで2025年1月15日、大統領公邸に到着した捜査員ら=ロイター

 昨年12月に「非常戒厳」を出した韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領について、警察などでつくる合同捜査本部は15日朝、再び拘束令状の執行に向けて動き出しました。前回3日の執行を阻んだ大統領警護庁側が今回はどのような方針で臨むのかが焦点です。最新の状況をタイムラインで伝えます。

  • 韓国大統領の拘束令状、再執行に着手か 内乱容疑、捜査車両が公邸に
  • 【前回の状況は】韓国公邸、5時間半の攻防 警護員200人が壁、尹大統領拘束に抵抗

■■■1月15日(日本時間)の動き■■■

10:33

尹大統領への拘束令状執行

 高位公職者犯罪捜査庁は15日午前10時33分に、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領に対する拘束令状を執行したと明らかにした。

10:00

「大統領午前中に出頭」弁護士がSNSで

 尹錫悦大統領に近い石東炫(ソクドンヒョン)弁護士は15日、SNSで、尹氏が高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)に15日午前に自ら出頭する意向だと明らかにした。大統領警護庁と合同捜査本部の間での物理的な衝突を防ぐために、「やむを得ず決断した」としている。公捜庁と警察が公邸から撤収すれば、午前中には公捜庁に到着するとしている。

 公捜庁に出発する前後に、尹氏が肉声を伝えるとも記した。

09:19

尹大統領 自ら出頭の可能性も

 ロイター通信によると、韓国…

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