東日本震災と東京電力福島第一原発事故から14年を迎えます。復興の現状や課題について、福島県南相馬市の門馬和夫市長に聞きました。
――福島県南相馬市では県内最多の521人が災害関連死に認定されました。昨年、認定の基準を公表したのはなぜですか
私どもの役割は何かと考えた時、しっかりとした基準を作り、公表することで、他の自治体や、次の災害時に少しでも参考になる面もあるかと。公表は義務と考えました。
――できあがった基準は、原発事故による長期避難の影響を反映したようにもみえますが、いかがですか
関連死の認定はどの自治体も…
