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危険度が高い感染症の病原体を扱うことができる「BSL4施設」の準備が進む長崎大学高度感染症研究センター実験棟(中央奥)=2022年10月、長崎市、竹野内崇宏撮影

 厚生労働省は24日、エボラウイルスなどの危険度が最も高い病原体を扱う「BSL(バイオセーフティーレベル)4」施設として、長崎大の研究施設を指定した。今後、所定の手続きを経れば、危険度の高い病原体を扱う実験ができるようになる。

 BSL4施設は、世界保健機関(WHO)が危険度によって病原体を4段階に分類したうち、最も危険度が高いものを扱うことができる。病原体の流出を防ぐための構造や厳格な保管体制が指定の要件となっている。

 国内のBSL4施設は、1981年に完成し、2015年に指定を受けた国立感染症研究所の村山庁舎(東京都武蔵村山市)に続き、長崎大が2カ所目。

 ただ、感染研は地元住民との…

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