野外音楽フェス「LuckyFes（ラッキーフェス）」の2025年の日程について、主催する地元ラジオ局「LuckyFM茨城放送」は8月9～11日に茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開くことを決めた。開催時期はこれまでは7月だったが、初めて8月に変更した。「夏休み、アジア最大のテーマパーク型フェスへ」をテーマに掲げる。
ラッキーフェスは今夏で4回目となる。2022年に00年から同公園で続いてきた野外ロックフェス「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル（通称ロッキン）」の開催地が千葉に移ったことから、LuckyFM茨城放送が「茨城のフェス文化を絶やさないように」と立ち上げた。
音楽のジャンルを問わず、会場内には子どもたちが遊べるスペースを設けるなどして、幅広い世代が楽しめる空間づくりをしていることが特徴だ。22年は2日間で約2万人、23年は3日間で約4万2千人、24年は3日間で約6万人が訪れた。
同社によると、7月中は学校や試験があるため、「学校の予定を気にせず楽しめる夏休みの方が望ましい」と考え、8月に開催日を変えた。給水所を増やしたり、休憩所を広く確保したりすることで熱中症対策も徹底する。今年は3日間で9万人の動員を目指す。
総合プロデューサーの堀義人さんは「多くのフレンズ（来場者）が安心・安全に楽しんでもらえますように、引き続き準備に邁進（まいしん）します」とコメントしている。
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