立憲民主党代表選(23日投開票)に立候補した4人が10日、朝日新聞社主催の討論会に出席した。早期の衆院解散・総選挙が見込まれる中、代表に就いた場合に、単独政権を目指すのか、それとも他の野党との連立政権も模索するのかを軸に論戦を交わした。4人が描く政権構想には差が見られた。
7日に告示された代表選では、これまで4人とも国民民主党との連立に前向きな姿勢を示している。一方、日本維新の会や共産党との連携のあり方が焦点となっている。
枝野幸男前代表(60)は「候補者、理念をきちっとそろえ、単独政権を目指す」と主張し、「自分の足で立ち、前に進む力強さを示す」と語った。日本維新の会とは120程度、共産党とは80程度の小選挙区で競合しているとも指摘。選挙までの残り時間が少ないとして、水面下での選挙区調整は「否定はしない」としつつも、「メインの話ではない」と述べた。
記事後半で討論会全編のアーカイブ動画がご覧頂けます。
これに対し、野田佳彦元首相…