写真・図版
孤立状態が一時解消され、宿泊客を運ぶ野地温泉ホテルの送迎バス=2025年2月10日午前11時14分、福島市土湯温泉町、滝口信之撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 今季一番の寒気が到来し、会津地方では大雪による犠牲者が2人確認された。福島市の温泉地では雪崩で宿泊客や報道関係者が孤立した。降雪のピークは過ぎたが、自治体などは1人で除雪や雪下ろしをしないよう呼びかけている。

  • 大雪ピーク越えるも落雪に注意 12日から気温高く、花粉飛散も
  • 雪道を歩くときの注意点 靴は? 滑りやすい場所は?

 会津美里町旭舘端では8日午後9時50分ごろ、無職、石井セツ子さん(77)が自宅の軒下で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。会津若松署によると、下半身が雪に埋もれ、近くにスコップがあった。同署は、落雪事故の可能性があるとみている。

 7日には磐梯町更科で無職、鈴木良則さん(67)が自宅に駐車した車の中で、一酸化炭素中毒により死亡した。10日に発表した猪苗代署によると、車には約80センチの雪が積もり、マフラーが埋まったという。

除雪が追いつかず、会津若松ではごみ収集に遅れ

 気象庁によると、県内の大雪…

共有