ラベンダーの造花やてるてる坊主などで飾られた伊賀鉄道の列車=三重県伊賀市上野丸之内

 ラベンダーをイメージした飾り付けや香りで癒やしを届ける伊賀鉄道(三重県伊賀市)の「アロマ&フラワートレイン」の運行が始まった。「メナード青山リゾート」(同市霧生)のハーブガーデンでラベンダーが見ごろを迎えるのに合わせた企画で、今年で15回目。7月8日まで。

 伊賀鉄道のキャラクターを描いた「ふくにん列車『伊賀の四季』号」と、漫画家の松本零士さんがデザインした「グリーン忍者列車」(いずれも2両編成)の各1両を演出。車内にラベンダーのエッセンシャルオイルの香りを漂わせ、ラベンダーの造花やてるてる坊主、風鈴などを飾りつけた。広報担当者は「蒸し暑い日に気分をリフレッシュしてほしい」。上野市、伊賀神戸両駅にはラベンダーなどのプランターを設置した。

 運行時間は毎日変わるため、乗車希望者は前日午後5時以降に上野市駅(0595・21・3231)に確認を。「メナード青山リゾート」(0595・54・1326)のハーブガーデンでは、約1万株のラベンダーが今月下旬から7月上旬まで見ごろを迎えそうだという。7月7日までの入園料は中学生以上1100円。(小西孝司)

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