東京7区で当選し、京王線初台駅前であいさつする立憲民主党の松尾明弘氏=2024年10月28日午前7時28分、東京都渋谷区、島崎周撮影

 与党である自民党と公明党が議席を大幅に減らし、立憲民主党など野党が躍進した今回の衆院選。投開票から一夜明け、裏金問題への批判を追い風にして勝利を収めた候補者たちは決意を新たにした。

 東京7区で8万6252票を得て当選した立憲の松尾明弘氏(49)は28日朝、小雨が降るなか、お礼を伝えるために東京都渋谷区の初台駅前に立った。道行く人から「よく頑張りましたね」「おめでとうございます」などと声をかけられ、笑顔で握手する場面もあった。

 選挙では、政治資金収支報告…

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