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君はフェニックス――。能登半島地震の被災地を励まそうと作られた「花火の歌」が28日、新潟県長岡市の大河津小学校で披露された。地震からの復興祈願も込めた長岡花火を見て感銘を受けた作曲家に、長岡や能登半島の子どもたちが協力し、歌詞ができあがった。
歌を作ったのは佐賀県在住で、主に小中学生が歌う合唱曲を作曲している弓削田(ゆげた)健介さん。昨夏に初めて長岡花火を見に訪れた。「フェニックス」や「白菊」といった花火に2004年の中越地震からの復興、戦争犠牲者への追悼の思いが込められていることを知った。その直後、能登半島地震の被災地、石川県珠洲市でも犠牲者を追悼する花火を友人が打ち上げるのを見たという。
復興へのメッセージを込めた花火をテーマにした歌をみんなで歌って、元気になってもらいたい。そう思い、詞も含めて合唱曲を作り始めた。
その活動を知ったのが大河津…