元日の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県の奥能登4市町(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)で、2024年度の小学生が前年度と比べて約3割、中学生が約2割減少したことがわかった。県が28日、学校基本統計の速報値を発表した。
発表されたのは、5月1日現在の調査結果。文部科学省が毎年度調査し、県が発表している。確定値は来年1月に公表される予定という。
県によると、4市町の小学生は5月現在で1179人。23年度の1663人から484人(29.1%)減った。中学生は731人で、927人から196人(21.1%)減少した。
小中学生ともに減少の割合が…