10月27日に投開票された衆院選で、運動員らに報酬を支払う約束をしたとして、警視庁は30日、東京26区で立候補し、落選した医師の田淵正文容疑者(66)=東京都目黒区=と運動員の30代の男を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。
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公選法は、候補者を当選させる目的で有権者や運動員に金品を渡したり、渡す約束をしたりすることを原則禁じる。
捜査関係者によると、田淵容疑者らは公示前、自身の複数の運動員に対し、報酬を渡す約束をした疑いがある。
選挙期間中、田淵容疑者の運動員の女性らのX(旧ツイッター)には、丈の短いスカートをはいた運動員の女性が田淵容疑者の顔写真入りのビラを配ったり、短パンで両足を露出させた姿で選挙カーのはしごを上ったりする画像を添付した投稿が繰り返されていた。
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