ある地域に住んで「幸せ」をどう感じるのか。数値化はできるのか。そんな取り組みをしている自治体がある。
政府が公表した統計データなどを基に、茨城県は毎年「いばらき幸福度指標」を独自に算出している。県は、2024年度の指標は前年度に引き続き全国13位だったと発表した。24年度からは県内で暮らす外国人に特化した「外国人版」の公表もスタート。24年度は全国4位となった。
いばらき幸福度は、雇用や観光振興を反映した「豊かさ」、地域医療の充実や犯罪防止といった「安心安全」、教育や多様性で測る「人財育成」、若者の雇用やベンチャー創出から見た「夢・希望」の四つの分野の計42指標で評価する。
1人あたりの所得アップで「豊かさ」向上
県計画推進課によると、前年…